2005年08月29日

シューマッハ、メルセデスに借り?

先に独紙が報じたミハエル・シューマッハとキミ・ライコネン交代という仰天ニュースは、その後の関係者一様の否定で収まりつつあるが、この騒動でシューマッハにはメルセデスに『借り』があることがあらためて表面化している。

これは1991年、まだシューマッハがメルセデスの育成ドライバーだった当時、ベルギーGPでジョーダン・チームから衝撃のF1デビューを果たした時に、メルセデスから同チームへ10万ポンド(当時約2,500万円位?)のシート料が支払われたというもの。

しかし、周知のようにシューマッハは、その後はベネトン・フォード、フェラーリへと移籍。これまで恩あるメルセデスのために走ったことは一度もないのが事実だ。

http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/post_e9ec.html



ミハエルのドライバーとしての生い立ちに、メルセデスが強く関わっているのは間違いないが、それが今でも強固な結びつきとして存在するものなのか?


ミハエルがメルセデスジュニアチームに加入するきっかけを作ったのは、当時モータースポーツ部門を統括していたヨッヘン・ニーアパッシュ。
彼がF1を強く意識しながら、ドイツ人の若手を育てようとしていた。

結局ジュニアチームの全員がF1に進むことが出来、この計画は半分だけ成功したけれど、メルセデスがF1で競争力をつけ始めたときに、さまざまな理由があるにせよジュニアチーム出身のドライバーを誰一人起用できなかった。

ニーアパッシュも90年の秋にノルベルト・ハウグと交代し、ザウバーに移った。
その後は92年にザウバーを離れ、以降、メルセデスとは関わっていない。


何度もメルセデスの移籍は囁かれてきたし、今回はミハエルの引退時期が近いのもあって、具体的な話が動いているかもしれない。

そして、引退の話よりも先に移籍の話が浮上してくるのは、ミハエルに2007年も走る意思がある表れだと思われる。
それを流しているのがウィリー・ウェバーなのか、ミハエル本人なのか、それともミハエルに近いジャーナリストなのかわからないが、噂を流すことで世間の反応を見ている段階かもしれない。


メルセデスとすれば、自分たちが世に送り出したミハエル・シューマッハを「フェラーリのミハエル・シューマッハ」で終わらせるよりも、「メルセデスのミハエル・シューマッハ」として、そのキャリアを終わらせたいのかもしれない。

これは企業イメージにおいて計り知れない効果がある。

たとえてみれば、佐藤琢磨がホンダを離れ、どこか別のチームでキャリアを積み、優勝を重ね、チャンピオンを獲った後、有終の美を飾るべくホンダに戻ってくるようなものか?

物語として分かりやすい話でもある。


問題があるとすれば、メルセデス側がミハエルを迎え入れたくても、ロン・デニスがどう考えるか。
絶対的なナンバー1待遇を与えることはありえないチームだが、ミハエルはそれを望むはず。

その体制をマクラーレンが用意できるか?

ちょっと酒乱気味のライコネンに、ハッキネンほどの思い入れをロン・デニスが持っていなかったら、この話もありえるのかもしれない。

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B.A.R代表、「ウィリアムズは金がない」

ウィリアムズへの移籍問題で揺れるジェンソン・バトンだが、B.A.Rチームはバトンの残留のため5年間で総額8,800万ドル(約98億円)という高額契約を用意していると伝えられている。

これについて当のバトンは「僕はお金のためにドライブするのではない。例え目の前に1億ドルを積まれても、それで心が動くことはない」と、言明。

一方で、『GP.com』によればB.A.Rチームのニック・フライ代表は「バトンが残留できるかどうかはフィフティ・フィフティかな。われわれは十分な資金を用意できるが、しかし(BMWを失う)ウィリアムズはそうではないだろう」と、強気の姿勢。

しかしこうした姿勢がフランク・ウィリアムズ氏のような気骨のある人間に対して功を奏するのかどうかは疑問だ。
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/bar_cf10.html


ニック・フライ代表、ウイリアムズ側の態度を硬化させる発言ばかりしている気がする。

それにF1に参戦してもうすぐ30年になろうかというフランク・ウイリアムズ氏に対して、あまりにも失礼な発言だ。

F1はビジネスの世界でもあるだろうが、本質はスポーツ。
札びらで頬をたたくような真似を大っぴらに行うべきではない。
とはいっても、金銭抜きには成り立たないスポーツでもあるので、そういう話は裏でやればよい。


ウイリアムズ側の資金が不足するとも言われているが、参戦が危ぶまれるほどの事もないだろうし、ここで数十億円の金額に目が眩むことも無い。

どのみち、数十億の金額を受け取ったとしても、当座の足しにはなるが、年間の予算には遥かに足りない額でもある。

それならばバトンとの契約をきっちりと履行し、ウイリアムズは契約に堅い企業というイメージを強くしたほうが良いだろう。

ぶれ無いマネージメントが評価され、スポンサー側の受けも良くなるかもしれない。
またドライバー側にも、ウイリアムズと契約する事の重大さをアピールできる。

今季不振とはいえ、伝統も実績もあるチーム。
マシンパッケージが一新される来季、コスワースと共に復活も十分ありえる。

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2005年08月28日

佐藤琢磨、「いいテストができた」

モンツァ・サーキットで2日間に渡るテストを終えたB.A.R・ホンダ・チームの佐藤琢磨は、「充実したいいテストができた」と、好感触をみせている。

「ギヤボックスとエンジンに小さなトラブルはあったんだけど、全体として重要なプログラムはきちんとこなすことができた。
長い距離を走ることもできたし、次の2つのレース(イタリアGP・ベルギーGP)に向けて、重要でかつ価値がある様々のデータを収集することができたよ。
とてもいいテストになったね」
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/post_0dd7.html


モンツァでのテストを終えて、本番を迎える準備が整った。
今回のテストを振り返ると、やはりマクラーレンがダントツで速く、ルノー、BARがそれに続く状態。


イタリアGPでBARは、予選でどれだけルノーに近づけるのかが鍵となる。
次回は予選出走順も悪くないので、ミスさえなければバトン、琢磨の二人とも6番手以上につける実力はある。

トルコGPでは、マクラーレンには敵わなくても、グリッドさえ良ければルノーとは十分勝負になったはず。
レースペースはルノーから若干劣っていたけれど、作戦で補うことは十分可能。
高速コースとはいえ、パスすることは非常に難しいコースなので、ルノー勢より後にピットに入ることが出来れば、表彰台も十分狙える。

ようやく歯車がかみ合ってきた琢磨、次は結果を出してほしい。
少なくともルノーを1台は食ってくれ。


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2005年08月27日

F1日本グランプリ 特別ピットウォーク&サイン会

今年もやるようです、ピットウォーク&サイン会。

9月1日に応募せねば。


実は、去年当選したんです。

もともと去年は観戦しに行く気が全く無かったので、応募の時点では入場券も買ってなかったし、もちろん指定席なんて考えてもいませんでした。
もし当選したらそのとき考えようと思ってました。


その数週間後、某企業で指定席券のプレゼントがあったので、なんとなく応募しました。

そうしたらですね、それが当選したんです。

当選したんですが、このときはまだ行く気はあまり無かったんですよ。
仕事もあるし、子供もいるし、ヤフオクで売ってしまおうかな、って思ってました。


ですが、その数日後。
ピットウォークの当選通知が来たんです。

これは、神様が行けと言ってる!
行くしかあるまい!

速攻で行く事に決めました

当選通知からあまり日がなかったので一緒に行ける人もおらず、かといってピットウォークが二人分あり、無駄にするのも勿体無かったので、某掲示板で一緒に行ける人を探して、行ってきました。


F1のピットレーンを歩く機会なんてなかなか無いですからね。
車検に向かうマクラーレンのマシンに人が群がったり、フェラーリ前の混み具合に比べて、ミナルディ近辺のがらがら具合が対照的だったり、ザウバーはシャッターを開けてくれなかったりと、いろいろ楽しめました。

その後のサイン会。
当たったんです、琢磨のサインが!!

でもね、その当たり番号は某掲示板で会って一緒に行った人のほうでした。
ピットウォーク終了後はもう別れてしまってたので、どこに居るかわからない。
かといって、サイン会場を見ても、貰いに行っている形跡は無い。

携帯に電話しまくったけど、でないんですよ。
そうこうしてるうちに時間終了。

結局もらえませんでした。

その数分後、そいつから電話があったので、当選してたことを伝えたらやっぱり気づいていませんでした。

勿体無い・・・。

しかも、琢磨なんて興味ない、ですと。
ああ、勿体無い。


そのまま木曜日はサーキットをぶらぶら歩いてました。
どうせだからコース脇を歩いて一周してやろうと思いましたが、東コースを歩いた時点でへとへと。
気力を振り絞ってヘアピンに向かい、200Rまで行きましたが、そこで限界。
スプーンカーブに向かう気力は無く、地下をくぐってバックストレッチへ、そこからスプーンカーブの観客を眺めて戻りました。

金曜日は雨の中観戦。
寒かったことしか記憶に無い。


土曜日、日曜日と続けたいところですが、仕事の都合で観戦は出来ず、金曜日の夜に台風と共に東名を走って帰りました。

以上、去年の思い出話でした。

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モンツァ合同テスト3日目(8/26) 佐藤琢磨2番手

26日(金)、3日目となったモンツァ合同テスト、この2日間席巻したマクラーレン勢がテストを終えたことにより、トップタイムはルノーのフェルナンド・アロンソ。
しかしB.A.R・ホンダの佐藤琢磨が同じ20秒台に入れてルノー勢の中に割って入り、シーズン最後・シート獲得への戦いに向けて気を吐いた。

4番手にもB.A.Rのアンソニー・デビッドソン。
ウィリアムズは期待のニコ・ロズベルグを起用している。
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/3826_2_c80b.html


順調にテストメニューを消化しているようです。
テスト内容はわかりませんが、イタリアGPに向けて空力とタイヤの評価を行っているはず。
順調に消化し、本番でも好調を維持して表彰台を目指してほしい。


佐藤琢磨公式ページの英語版によると、トルコGPのファイナルラップ、スローダウンした理由は燃料が足りなかったためだそうです。

http://www.takumasato.org/news_detail.asp?championship_id=1&news_id=117303&language_id=
That became crucial late in the race, when Taku closed down the seventh and eighth-placed Red Bulls of David Coulthard and Christian Klien. "Towards the end the Red Bulls were visible in the distance but Kimi Raikkonen lapped me so I had to let him by. But then he started to cruise! So frustrated... but a few laps later he made a mistake in Turn 9 and I overtook him and un-lapped myself. That was very important to me so I could catch up the Red Bulls. But I just ran out of time and we were very short on fuel so I had to back off on the very last lap. It was a good and an exciting race, just a shame the result couldn't come to me."


ええと、訳しません(笑
難しいことは書いてないので、各自読んでください。


燃料がとても足りなかったみたいだけど、30秒もペースを落とさなければならないほど燃料計算を間違ってたんだろうか。

結果としては9位完走だったのでポイント圏外だし、順位に変動は無かったが、これがもしポイント圏内だったら?

ピットストップ前のこと、チームは琢磨を先に行かせる気は全く無かったようだし、バトンをパスして速いペースで走り続けたとしても、クリエンをパスできるほど差は縮められなかっただろうが、「仮に」クルサードやクリエンをパスできていたとする。

その場合、ファイナルラップで7位走行中に、燃料不足でペースダウン。ポイント圏外に落ちていたことになる。
燃料の残量についてはvery shortとしか言ってないので、具体的にどのくらい足りなかったかわからないが、給油時にあとコンマ数秒の間、リグをつなげておけば足りていたはず。


常に攻めた走りをしていたため、燃料を想定以上に消費したのかもしれないが、基本的な計算も出来ないほどBARチームは琢磨のことを考えていないのだろうか。


今年はフル参戦3年目、すでに新人ではなく安定性を強く求められて当然。
既に速さは去年証明した。
チームの信頼を得るためには完走すること、ポイントを取ること。
そうすれば、BAR残留の道も見えるし、他チームへの移籍の可能性も出てくる。


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2005年08月26日

シューマッハ、フェラーリと金銭闘争?

2006年末で契約が満了するとされるミハエル・シューマッハについて、同選手のマネージャーであるウィリ・ウェバー氏とフェラーリ・チームとの間で、すでに壮大な金銭闘争が展開されているようだ。

現在シューマッハの年棒は4千万ドル(約44億円)と伝えられる。
これに対してウェバー氏は2年間の延長で、年棒5千万ドル(約55億円)へのアップを主張したというが、しかしフェラーリ側は今季の大不振を理由に、逆に年棒の切り下げを提示しているというものだ。

こうしたことを考えると、ここに来て突然報じられたシューマッハのマクラーレン移籍という唐突なニュースもあるいはこれに関係したものかも知れない。(他に40億円という巨額な年棒を払えるのは、事実上メルセデスしかない!?)
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/post_884f.html


最初にミハエルのマクラーレン移籍を報じるニュースを読んだときは、定期的に出てくるんだな、このニュースは、といった感想しか感じなかった。マクラーレン、というかメルセデスが強くなるとこの話が出てくるようで、確か2000年前後にも同じような話があったな、程度に思っていた。

その後の報道を見ると、なかなか複雑な様相を呈していて、契約条件の駆け引きの材料でもあり、2007年以降の体制を模索しつつあるフェラーリの苦しみも感じる。

まず2007年に向けては、来季のみの1年契約であるマッサの再契約はありえないと考えてよい。
あくまでも彼は「つなぎ」のドライバーであり、将来的にエースを担えるとはフェラーリは考えていない。
もしそう考えているならば、複数年契約を提示しているだろう。
おそらく、フェラーリエンジンを使用するレッドブルあたりへ放出されるのではないか。

ライコネンがすでに仮契約を結んだとの話だが、現時点でそのような契約を結ぶメリットがライコネンにあるのだろうか。
フェラーリが今季の不振から脱出できる保証も無いし、来季どころか再来年の体制などまったくの未知数。それならばマクラーレンに残り、かつてのハッキネンのようにチームとの結びつきを強めて、チャンピオンを目指したほうが良いだろう。フェラーリはその後でも遅くは無い。

ミハエルは来年の1月で37歳になる。
2006年シーズン終了後、さらに2年間の契約延長を行えば、39歳、もうすぐ40歳という年齢まで走り続けることになり、出走数でもあのパトレーゼを超えることとなる。

マクラーレンへの移籍はおそらく無い。
ミハエルが移籍するならば、ナンバー1待遇以外ではありえないし、マクラーレンはドライバーをナンバー1、ナンバー2と区別しない。

たしかにドライバーとしての成長過程をメルセデスで過ごしたミハエルが、最後の時を又メルセデスと共に過ごすのを考えるのは楽しい。

来年のフェラーリの成績次第で、07年以降も走るかどうかを決定するのではないかな。

フェラーリとすれば、ミハエルにこだわらずとも07年に移籍可能なドライバーはアロンソ、フィジケラ、トゥルーリなど選び放題の状態。
55億円もの大金を払うのであれば、そっちのほうがお買い得だろう。

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バリチェッロ、「見掛けほど自分は遅くない」

6シーズン在籍したフェラーリ・チームを今年限りで離脱することになったルーベンス・バリチェッロだが、この6年間を振り返って「見掛けほど自分は遅くなかった」と、語っている。

「ほんとうのスピードでは僕はミハエルに比べてさほど劣っていなかったと思う。
だけど彼は予選でのただ1ラップという時に速さをみせたから、その印象が強いんだ。
僕は(B.A.Rに行ったら)そこを改善して、十分なスピードがあることを示さなければならないね」

バリチェッロは1991年のイギリスF3チャンピオン。
フェラーリ入りするまでは優勝こそなかったが、雨の予選でポールポジションを獲得するなど『セナの後継者』と目されていた。
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/post_4ffa.html



確かに見かけほど遅くは無いだろうが、飛びぬけて速いわけでもない。

予選の1ラップが速いと確かに目立つし、セナやミハエルのポールポジションの回数が飛びぬけて多いのも事実。

だが、ポールポジションの回数とレースの強さは結びつくかといえばそうともいえない。
たとえば、アラン・プロストは通算33回のポールポジションを獲得してるが、そのうちの13回は現役最後の年である1993年に記録している。
それまでの12年間では20回しか、といっても十分な回数だが、獲得していない。
ではそれまでの12年間、プロストは遅かったかといえばそんなことは決してない。
通算51勝のうち、実に44回の優勝をあげている。

通算の勝率で言えば25.5%以上の数字だ。
それに対してポールポジション獲得率は16.3%。
獲得率で比較すると、16.8%のマンセル、16.4%のデーモン・ヒルにも負けている。

それなのに、なぜプロストは51もの勝利を挙げられたか。
それは、予選でポールポジションを取れなくても、レースで十分な速さを見せることが出来たから。

バリチェロが言うように、予選でのただ1ラップという時に速さをみせたから印象に残っている、というのは正しくなく、予選でも速くなおかつ決勝でも十分な強さをみせて勝ってきたのがミハエルであり、プロストである。


バリチェロがそれを出来ないのは、フェラーリという特殊なチーム事情と、ミハエルという特殊なチームメイトの存在のためだとは思うが、それにしても優等生でありすぎたし、速さも十分でなかった。

今のバリチェロは速くも無く、強くも無い。
そこそこの成績を残すことは出来ても、誰かの脅威となることは無いドライバー。
だからこそ、フェラーリもBARへの移籍を認めたのだと思う。

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2005年08月25日

ブリヂストン不振の原因はミシュラン?

http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/post_bbc0.html
トルコGP決勝レースでは、ミシュラン勢に対し明らかにパフォーマンスで見劣りしたブリヂストンタイヤだが、その原因がミシュランタイヤにあるのでは、という指摘がされている。

それによれば、周回が進むにつれて路面には溶けたタイヤのコンパウンドが付着して、これがさらにグリップ力を高めるとされているが、当然ブリヂストンとミシュランのそれは化学的に異なるもの。
そして、6台対14台という圧倒的な台数の差は、さらにそのコンパウンドの付着にも影響を与えることは明白だ。
推察は、ミシュランのラバーが付着すると共に、ブリヂストン・ユーザーは逆にグリップを無くしてしまうというものだが、そんな中、ミシュラン陣営のザウバー・チームのドライバーでありながら、ブリヂストンを履くフェラーリのテストを行っているフェリッペ・マッサが注目されている。



7月25日のエントリーでも書いてますが、ミシュランタイヤのコンパウンドが付着した路面では、ブリヂストンタイヤのグリップは落ちるのかも知れないとのことです。

今回の記事の内容ですが、以前CSの中継で川井ちゃんと森脇さんが話していた内容と同じで、別に秘密の話でもなんでもなく、昔から言われ続けてたようです。

国内レースでも、複数メーカーのタイヤが同時に走れば、どちらかのメーカーのタイヤはグリップしなくなる、とも話してました。


であれば、ブリヂストン&フェラーリはムジェロやフィオラノでテストを繰り返してないで、合同テストに積極的に参加し、ミシュラン勢が多く走るコンディションでのテストを行えばよかったのではないか、とも思えます。


ただ、去年8台だったブリヂストンが、今年6台になっただけでここまで変わるのか、とも思えますし、それにトルコGPに限って言えば、フェラーリは初日の走り出しから遅かったので、コンパウンド云々は関係ないとも思える。


ここ数戦のファステストラップを出した周回が何周目かを調べてみた。

カナダGP:1'14.868 (32)
アメリカGP:1'11.497 (48)
フランスGP:1'17.714 (22)
イギリスGP:1'21.675 (23)
ドイツGP:1'16.099 (18)
ハンガリーGP:1'21.476 (13)

もちろんレース展開によっては終盤に速いタイムを出す必要が無い場合もあるので、一概には言えないけれど、少なくともデータとして序盤に集中している。

第14戦を終えた時点でマシンが良くなる傾向が見えない以上、今年は厳しい状態が続くでしょう。


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スコット・スピード、イタリアGPで来季計画明らかに

http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/gp_a8e3.html
現在レッドブル・レーシングの一員として『GP2シリーズ』に参戦中のスコット・スピード(22歳:アメリカ)が、来年の活動についてF1第15戦イタリアGP(9月4日)の場で発表することを明らかにした。

かねてF1へのステップアップを広言していたスピードだが、現在のところレッドブルの正ドライバーのシート獲得は困難で、おそらくは第3ドライバーとしての契約が見込まれている。

ただ一部に、ジェンソン・バトンの移籍が実現しなかった場合のウィリアムズ・チーム入りという仰天ニュースもささやかれる。
しかし、これが現実化するということは、イコール佐藤琢磨がB.A.R・ホンダのシートを失うということで、決してあっては欲しくない話だ。


順当に、レッドブルのサードドライバーに落ち着くでしょう。

サードドライバーを発表するのであれば、当然セカンドも発表されるはずなので、イタリアGPでレッドブルの来季体制の発表となるはず。

ウイリアムズ加入もありえると記事中にあるが、それにはバトンの問題が解決されて無ければならず、イタリアGPまでにそれが解決されてるとはとても思えないので、ありえない話だろう。


レッドブル関係では次のようなニュースもあった。
http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/post_9c97.html
レッドブルは、F1進出以前からジュニア・チームを擁して若手ドライバーの育成に力を注いできたが、ここにきてこの計画に閉塞感が生じているようだ。

それによれば、未来のF1ドライバーを育成するとしてスタート。現在15人以上、F1直下の『GP2シリーズ』だけでも5人の若者を抱える同プログラムだが、そのトップに位置するスコット・スピード(22歳:アメリカ)ですら、F1ステップアップの展望がが見えて来ないことに原因があるという。

F1レッドブルではすでにデビッド・クルサードの残留が確定、さらにクリスチャン・クリエン&ビタントニオ・リウッツィがいて、来季のシート獲得は難しいことから、スピードはレッドブルとの関係を解消してでも他のシートを探す意向と伝えられていて、関係者はショックを受けている。


これは、レッドブルだけではなく、各メーカーの育成プログラムでも同じ問題を抱えている。

サードドライバー、テストドライバーとしてF1シートを得ることが出来ても、それはレギュラーシートを約束されているものではない。

バドエル、ジェネ、ブルツ、デ・ラ・ロサ、モンタニー、デビッドソン、ベルノルディ。
マクラーレンの二人とデビッドソンは幸運にも今年はレースを走れたが、他のドライバーがそれぞれのチームでレースを走ることはまず無い。
今後も、レギュラードライバーとして昇格することもないだろう。


この傾向が良いとは思わないが、有効な解決策も無いのが現実。

1チームが走らせることの出来るマシンの数を増やす。
マシンを既存チームから購入し、走らせることができるようにする。
これが出来ると、それなりに競争力のあるマシンで出走台数を増やせると思うんだが。

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2005年08月23日

B.A.Rチーム、ウィリアムズと金銭交渉も

http://fmotor.nifty.com/f1/2005/08/bar_cecc.html

B.A.Rチームのニック・フライ代表は、ジェンソン・バトンの残留を図るためウィリアムズ・チームに対して金銭交渉をする用意があることを示した。
ただし、これはウィリアムズ側から持ちかけられた場合、という受動的なもの。

バトン自身はB.A.R残留を希望するコメントを語っているが、ウィリアムズ側は契約の完全履行を主張、また同チームのマーク・ウェバーがいち早くバトン加入を歓迎する発言を行うなど、情勢はバトン ウィリアムズ移籍の流れになりつつあるようだ。


ウイリアムズ側が違約金を求めてきたら、BARチームではいつでも交渉の余地がある、ということだろうか?

であれば、バトン加入を強く求めているウイリアムズ側は、絶対に金銭交渉を行ってこないだろう。
バトン残留に5年、98億円の契約金を提示したとも伝えられている以上、金銭交渉に入ればどんなに高額でもBAR側は支払ってくるだろうから。

ウイリアムズ側が金銭交渉を仕掛けてこなければ、BAR側としては打つ手は無い。

交渉を行っている最中に、自らの手の内を晒すのは愚の骨頂。
ウイリアムズのように、決して状況を喋らないのが上策。


あえて、自らの手の内を晒すのは何故か?
F1通信さんのところで分析されているように、ニック・フライはバトン放出も仕方なし、と考えているのではないか?

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